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あのオチは、100年前に書かれた原作に沿ったものらしいですが、うーむ。まぁ、主人公は一般人で、特別な力を持っているわけじゃないのだから、収集のつけようがあまり無いのは確かですな。
SF的要素よりも、危機的状況の中の人々の心理描写などのほうを見るべきかも。これが、元祖タコ型宇宙人がー、と感慨にふけることも忘れてはいけません。
うちの街には、ケバブ屋がありません。一応、Take awayでなら、LとかXLサイズは買えるのですが、それだけ。イングランドの南のほうでは、普通にケバブ屋があるとのことですが、こちらは流行ってないのか、まったくなし。
結局、一番安いジャンクフード屋は、マクドナルドやピザハットという有様。
というわけで、イギリスでは、マクドナルドが高いのは、他の店がもっと高いから、というのが答え。(実際は、消費税など飲食店に関係する税金が高いから、らしいです。)
こちらで、外食といったら、選択肢は、バーガー、サンドイッチ、フィッシュ&チップス、イタリアン、中華、インド、タイ、あと、イギリス料理でお終い。イギリス人は、フランスとドイツが嫌いだそうなので、当然、フランス料理やドイツ料理の店なんてものは、小さなこの街には存在しません。(なお、遥かに大きなリバプールの街でも、フランス料理 兼 トルコ料理 兼 ギリシャ料理の店を一軒見ましたが、個別の店は見つかりませんでした。)
「彼らが欧州の農業にもたらしたのは、BSE(牛海綿状脳症)だけだ」
「我々は料理のまずい国の国民は信用できない」
言いたい放題ですな.
信用できないかどうかはさておき,どうやら,当のイギリス人もうまいとは思っていない(けれど,母親の味なので離れられない)らしいのですよね.
家庭のキッチンも,換気扇はない,レンジは大抵電熱器式で火力調節には不向き,包丁は切れない,三角コーナーなんてものはない,そもそも,野菜は全般的にダメダメ,肉はミンチか固まりかステーキ肉かで,薄いのといったら,ベーコンだけ.缶詰や冷凍食品の種類はあれど,という次第だからなぁ.おそらく,サッカー見ながら,タバコ吸いつつ,ビールを飲めればそれでいい,ということなんでしょう.
今日,靴を買いにいったら,「もう閉店時間ですから」と追い出されてしまいました.キリスト教国だから,「お客様は神様です」という言葉が無いのは当然として,どうして,ああも店員は「売ってやるんだから感謝しなさい」みたく,偉そうなんでしょうねぇ.Take awayなどのアジアやラテンアメリカからの移民系の店に行くと店員は結構親切なのだけど,ネイティブらしき人々は,関心しない態度の人が多い.どこもそうだから,態度の問題で店の経営が傾くなんてことはないのでしょうけれど,本当にこの国は.この点だけ見ても,少なくとも資本主義ベースの社会が続く限り,この国がもう一度世界のリーダーになることだけは無さそうです.
水曜あたりから二週間ほど夏休みの予定.グループのうちの三人(教授とD1(ともにギリシャ人),D2(日本人))はギリシャに行くので,それについて行くという案も捨てがたかったけれど,せっかくイギリスに来たのに日本からヒースローに降りてどこも観光せずにDurhamに来ただけだから,今回はイギリス国内巡りをする,ということに決定.周遊券の類について調べたところ,英国在住6ヶ月に微妙に足りない私は,インターレイルパスにはちと足らず,英国が適用圏外なのでユーレイルパスも使えず,結局,Brit Xplorerの14日券を買って,コーチ(=バス)の旅をすることに決定.
実験の都合からして,20日から出発ということにして,急遽どこを回るか計画中.とりあえず前半はスコットランドを回ることにして,バスの時刻表と宿を調べるかな.(8月にはEdinburughで祭りがあるみたいなのですが,時期的に無理だし,混みそうだからあえて外す方向で.)
7月20日 Durham → Edinburg (Train)
7月22日 Edinburg → Aberdeen (Bus)
7月24日 Aberdeen → Inverness (Bus)
7月27日 Inverness → Isle of Skye (Bus)
7月31日 Isle of Skye → Glasgow (Bus)
8月2日 Glasgow → London (夜行Bus)
8月5日 London → Durham (Bus)
赤字になっている後半はまだ未定.EdinburgとAberdeenの宿はネットがあるので,追々考えるつもり.
二週間もの休みなんて,院試を受けた学部4年以来だから,9年ぶりかな?涼しいスコットランドを廻って,休みを満喫しております.
しかし,7月だというのに,昼はともかく夜はコートかなにか羽織らないと耐えられません.夜は,回りを見舞わしても,半袖の人なんで皆無で,皆何かしら上着を着ています.今日はとくに寒く,泊ったBed & Breakfastのおばちゃんも,「まるで10月だわ」という始末.私も耐えられなかったので,旅先でジャケットを購入して耐えております.
ネス湖のそばのInvernessからIsle of Skye (スコットランド北西にあるスカイ島)への移動中,降りるべきバス停を乗り過しました(車内アナウンスとか一切無いんでものなぁ).たまたま近くにあったパブに寄ると,なんとフリースポットとのこと.なんて素晴らしいんだ.ずっとネットカフェはあっても,日本語を使える環境はなくて難儀していたんでラッキーでした.これで,次のバスまでの3時間を楽しく過せます.