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ロンドンから北西に電車で30分ほどのところにあるOpen Universityというところで、12月17日、18日にクリスマスミーティングという名前の小さな学会があった。
会場に向かうべく電車に乗り、ロンドンで乗り替えようとして、財布が無いことに気付く。どうやら電車で席を立つ時にポケットから落ちたのに気付かずに降りてしまったらしい。
財布には、デビットカード、日英のクレジットカード、行き帰りの切符とちょっとの現金などが入っていた。つまり、手持ちの全財産。家から遠く離れたロンドンで無一文ということに。このままでは、目的地に向かうことも、家に帰ることも出来ない。
幸いにして、パスポートと携帯電話はあるので、自分の口座のある銀行の支店に。ここで交渉して、お金を引き出せれば良し。もし出来なければ、友達の友達がロンドンに住んでいるはずなので、なんとか頼むか、大使館に行くかぐらいしか思いつかない。
銀行で事情を話すと、身分証があれば、口座番号を覚えていなくても現金を引きだせるとのこと。助かった。切符を買い直す資金 + 当座の必要資金を引きだす。でもって、無くしたこの銀行のデビットカードとクレジットカードは停止して、再発行を依頼しておく。
携帯電話はskype対応なので、日本の親に電話して、日本のクレジットカードも紛失手続きをしてくれるように頼む。
これで一通り当座やっておくべきことを済ましたので、学会会場へ向かう。開会には遅れたものの無事到着。
休憩時間にメールをチェックすると、大学にいる同僚から連絡。誰かが落とし物を見付けたって電話してきたよ、とのこと。どうやら、親切な人に財布を拾われたらしく、中に入っていた大学のIDカードを見て、連絡してくれたらしい。イギリスで無くした財布が見付かるなんて、なんという幸運。連絡してみると、既に大学に送ったので、明日には着くと思うよ、とのこと。なんて素晴らしい人なんだ。
翌日、学会を終えて、大学に帰り、荷物を受けとってくれていた守衛の人のところに行くき、無事に財布を回収。「お前、すごくラッキーだね。」と散々言われた。本当にね。保険関係のカードとか、ポイントカードとかも入っていたけれど、再発行手続きとかしなくて済んだ。
封筒を開けてみると、お手紙入り。事情説明と、送料として£5使ったよ、とのこと。電話した時にまだ送ってないなら、£10取っといて、って言うつもりだったから、安いもの。結局、金銭的な損害は、切符の買い直し分 + 財布の送料で£110ほどで済んだ。
20日からの出張用の切符も手に無事に手に入ったし、新しいデビットカードとクレジットカードも19日には届いたので、後はこれらのPINコードが24日朝までに届けば、問題なく日本に行けるはず。
今回は、自分のミスが原因だったけど、なぜか幸運が重なってリカバーできた。感謝。
12/24-1/7にクリスマスホリデーを取ることにした。
24日昼にイギリス発 -25日昼に関空着の予定。
つまり、24日の夜に日本でクリスマスイブを祝っているところも、25日にイギリスでクリスマスを祝っているところも華麗に回避。完璧だ。
いや、人が楽しんでるのを見るのは、むしろ好きだから、別に回避する必要はないのだけど。
さて、帰国したら、溜ってるデータ解析をするかな。休みを潰して(TT
_ muneda [おお,本当によかったですね. 公共の乗り物に乗る機会はないのですが,お店とかであるかも知れないので,いい教訓とさせて..]
_ こ~りん [・なんらかの身分証明書は持ち歩く ・銀行口座番号をメモしておく ・カード関係の緊急連絡番号を控えておく ぐらいをして..]
_ 姫 [おぉ、ほんと良かったね^^ 日本にいても落し物して戻ってきたこと無いので感動したーw 帰国の時も気をつけてねー]