日記"も"放浪中につき、ところどころ不具合があります。 この日記にはツッコミを入れられます。 ツッコみたい日付をクリックすると、フォームが現れます。 | ||
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新規インストール推奨ってことなのだけれども、「お試し」じゃなくて、常用環境(しかもBeta1から!(爆)なのと、空パーティションも無いので、そう何度も新規インストールって訳にもいかない。なので、まずはmph-get upgradeによるアップデートをすることにしよう。
まずは、FTPのミラーから、isoイメージを取ってきます。今回は、
2.1RC1-i586-bin-disc1.iso 2.1RC1-i586-bin-disc2.iso 2.1RC1-i586-bin-disc3.iso
の3つ。あと確認用に2.1RC1-i586-bin.MD5SUMSも落しておきます。ダウンロードが終わったら、
% md5sum -c 2.1RC1-i586-bin.MD5SUMS
ってコマンドで、ファイルが壊れてないかを確認しましょう。うまくいってたら、
% md5sum -c 2.1RC1-i586-bin.MD5SUMS 2.1RC1-i586-bin-disc1.iso: 完了 2.1RC1-i586-bin-disc2.iso: 完了 2.1RC1-i586-bin-disc3.iso: 完了
という風に表示されるはず。
次に、yamkさんとこのisodiscを参考に、少しいじったものを用意します。
#! /bin/sh # "isodisc" - mounts ISO image files as 1 disc. # DISC filenames isobasename='2.1RC1-i586-bin-disc3.iso' disclist='1 2 3' prog='isodisc' # for anonymous ftp (proftpd default) mountbase='/var/ftp' # for NFS etc. # mountbase='/home/Kondara/Kondara-2.1' # directory of .iso file isodir='/home/Kondara/Kondara-2.1' exec_mount() { for disc in $disclist; do mkdir $mountbase'/d'$disc src=$isodir/$isobasename$disc'.iso' target=$mountbase'/d'$disc mount -o loop,ro $src $target done mkdir ${mountbase}'/Kondara' cd ${mountbase}'/Kondara' ln -sf ../d1/Kondara/instimage . ln -sf ../d1/Kondara/base . mkdir ${mountbase}'/Kondara/RPMS' cd ${mountbase}'/Kondara/RPMS' for disc in $disclist; do ln -sf ../../d$disc/Kondara/RPMS/* . done # mph-scanpackages ${mountbase}/Kondara/RPMS return $? } exec_umount() { cp ${mountbase}'/Kondara/RPMS.mph' ~/ rm -rf ${mountbase}'/Kondara' for disc in $disclist; do umount $mountbase'/d'$disc rm -rf $mountbase'/d'$disc done return $? } case "$1" in mount) exec_mount ;; umount) exec_umount ;; *) echo "Usage: $prog {mount|umount}" exit 1 esac exit $?
赤字が変更したところです。それと、青色のところは、*.isoを置いてあるところのパスに適宜書き換えてください。↑のものをここに置いておきます。
用意したら、
#chmod 755 isodisc
として、実行属性を付けます。
使い方は、
rootになって、
# ./isodisc mount
などとやれば、/var/ftp/以下にKondaraというディレクトリができます。
この後の作業が全て終了したら、
% sudo ./isodisc umount
とすると、片づけができます。
次に、
# mph-scanpackages /var/ftp/Kondara/RPMS
として、RPMS.mphを作成します。
先程の、isodisc内で作成することもできるのですが、何かの都合で、またisodisc mountすることになった時に、毎回mph-scanpackage するのは効率的ではないので、別にやっています。なので、isodisc内のあとのほうの変更点で、isodisc umountの際に、自分のホームディレクトリにRPMS.mph をコピーするようにしてあります。(だから、次回、isodisc mountした場合は、mph-scanpackage はしなくて良く、isodisc mountした後で、自分のホームディレクトリに退避させたRPMS.mph を/var/ftp/Kondara/以下にコピーすれば良い。)
このあたりは単に好みの問題なのですが、私が以前にパッケージを選んでインストールして、足りないパッケージを気付いた度に追加で入れた時、めんどうだったのでこうしてあります。ただし、今回は、個別のバイナリパッケージもFTPで取れる?みたいなので、必要ないかもしれません。
では、次に/etc/mph.conf を修正します。好きなエディタで開いて以下のように編集してください。
$keep_local_copy = false $get_commands = [ # 'ncftpget ftp://ftp1.kondara.org/pub/Linux/distributions/Kondara/pub/%s', # 'ncftpget ftp://ftp2.kondara.org/pub/Linux/kondara/%s', # 'ncftpget ftp://ftp3.kondara.org/pub/Linux/Kondara/%s', # 'ncftpget ftp://ftp4.kondara.org/pub/Linux/Kondara/%s', # 'ncftpget ftp://ftp5.kondara.org/pub/Linux/Kondara/%s', # 'ncftpget ftp://ftp6.kondara.org/pub/%s', # 'ln -s /mnt/cdrom/%s .', # for local CD-ROM 'ln -s /var/ftp/%s .', # for isodisc ] $holds = [ ] $directories = [ # "Kondara-2.0/errata/#{ARCH}", # "Kondara-2.0/errata/noarch", # "Kondara-2.0/#{ARCH}/Kondara/RPMS", # "Kondara-Zoo-2.0/#{ARCH}", # "Kondara-Zoo-2.0/noarch", # "Kondara-Nonfree-2.0/#{ARCH}", # "Kondara-Nonfree-2.0/noarch", # "Jirai/#{ARCH}", # "Jirai/noarch", # "Jirai-Zoo/#{ARCH}", # "Jirai-Zoo/noarch", # "Jirai-Nonfree/#{ARCH}", # "Jirai-Nonfree/noarch", "Kondara/RPMS", # for local CD-ROM ]
編集できたら保存します。これで準備は終わりです。
では、いよいよ
# mph-get -k upgrade
しましょう。Xを起動させてない状態でやるのが推奨らしいのですが、幸い私はX起動した状態で行なってはまったことはありません。
もしも、
loon in prerequisite chain: sysklogd initscripts sysklogd
などと表示されて止まったら、
# rpm -Uvh sysklogd-1.4.1-10k.i586.rpm
などとやってみて、再度、mph-get -k upgradeしてください。最終的にmph-get upgradeを実行した時に、
# mph-get -k upgrade Updating databases... ln -s /var/ftp/Kondara/RPMS.mph . Reading database... Resolving dependencies... No package is installed.
って表示されたらOKなはずです。次は、/etc/lilo.confをエディタで開いて、以下を追加します。
image=/boot/vmlinuz-2.4.17-14k label=AsumiRC1 initrd=/boot/initrd-2.4.17-14k.img read-only root=/dev/hda2 append ="acpi=off apm=on"
root=のところは、元から書いてあったもののと同じにしてください。
保存したら、
# /sbin/lilo
を忘れずに実行しましょう。
コンピュータを再起動すると、起動時の選択画面に、AsumiRC1が追加されるはずですので、それを選んでください。
どうですか?起動しましたか?無事起動しましたら、おめでとうございます。無事アップデート成功です。仕上げにもう一度、/etc/lilo.conf を編集しましょう。rootになって、エディタで/etc/lilo.conf を開き、
default=linux
となっているところを、
default=AsumiRC1
と書き換えます。そして、
# /sbin/lilo
これで、次回からAsumi RC1がデフォルトで起動します。なお、他のOSをデフォルトで起動させたい場合は、default= の行の編集は不要です。
以上で、mph-get upgradeによるアップデートは終了です。おつかれさまでした。
む!書きもらしを見つけた。Asumi-FAQにある、scrollkeeperの件。mph-get upgradeが終わったあとに、rootで、
# scrollkeeper-rebuilddb
を実行してください。(scrollkeeperがインストールされていたら)。
ところで、scrollkeeperって何するものなのかな?
% rpm -qi scrollkeeper Summary : ScrollKeeper is a cataloging system for documentation on open systems
ふむ。ともかく入れときゃいいか。
進・新・真コンダラ掲示板のアーカイブからのリンクがあるんですが、これって、URLはhttp://www.kondara.org/archive/kondara/msg07054.htmlで、実際には、(kondara:7090)だから、数字が36ずれています。てことで、
^http://www.kondara.org/archive/kondara/msg0(\d{4}).html (kondara:\1)
って書いたら番号ずれちゃいますよね。てことで、どうすりゃいいのかわかんないので、置換しないことにしました(汗。なにかいい方法ありますか?
うーむ。これだけ書いても順位上がらないのか。半角英字ばっかりとはいえ、結構な量だと思ったのにな。日頃の積み重ねが重要ってことか。
日記ネタとして書いただけですから、気にしなくていいすよ。上位は他の方にお譲りします(笑)。
明日、大学で工作しなけりゃいけないので、岡山へ帰ります。1泊2日の予定です。
ごめんねええ。こーんなに書いてくれたのに上がらなくて(笑)
atermはkaduさん(http://kadu.s2.xrea.com/diary/)が再いじり始めそうです
↑ZOEさん「)」これ余分。
それは、( )がURLに使っても良い文字なので、tDiaryがリンクアドレスに含めちゃうそうです。<br>括弧で囲みたい時は、< >を使えばよい、と昔、たださんに教えていただきました。